「かしの木山自然公園」ではシジュウカラ用の巣箱を10個設置しています。現在の巣箱は2002年に新しく作ったものです。
2003/02/23に巣箱の清掃を行い、2002年の巣箱利用の記録を取りました。
地図の○×は2001年の使用状況で、この年は50%の利用率でしたが、2002年はすべての巣箱が利用されていました。
(コメントは野鳥部・沼里氏です)
巣箱内の画像はこちらです No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10
注:地図の○×は2001年の使用状況です1) NO.1〜10 まで、全て産座まで作ってありました。ただし、NO.2(ラップ巻き)と7(ラップなし)は、巣材の厚さが3〜5cmくらいで、スカスカで産座も貧弱でした。
No.2
No.7
2) NO.6と8の巣は、とてもりっぱでした。巣材の密度?が大きく、産座もとても暖かそうでした。
No.6
No.8
3) 巣材は、コケ主体のもの、コケとシュロ主体のもの、スギ皮やサワラ皮主体のものなど、巣により差がありました。産座の材料も同様で、巣の回りの環境と関連があるようでした。それから、NO.3の巣に未ふ化の卵が1個と卵のかけらがありました。
No.3
4) NO.6の巣穴は、キツツキに少し削られていました。NO.5の巣内にエアガンの玉が入っていたので、巣穴の向きを木道側を向かいないように変更しました。
No.6
No.5
5) NO.4と10の巣内に、スズメバチsp.の巣ができかけていました。巣のふたにぶら下がるような形です。NO.4のは大きく、また、巣の中にスズメバチの死体が3匹ありました。
No.4
No.10
No.4 キイロスズメバチ
No.10
6) NO.3と4の巣を除き、巣の中に(特に産座に)フン(ためフン?)が多く、鳥?のねぐらとして利用されているようでした。他には、ゴキブリsp、クモspなど節足動物が、結構見られました。ただし、NO.10の巣では、産座に円柱状のくぼみがあり、何か丸まって入っていた?ような感じがしました。フンは、直径5mm以下の丸い粒で、たくさんありました。哺乳類かなと思って調べてみましたが、ネズミではなく、今のところ、わかりません。昆虫でしょうか。
No.1 ヤマトゴキブリ
No.4
No.5
No.5 クサギカメムシ
No.5 クロウリハムシ
No.10 ヤマトゴキブリ
7) 今回は、NO.2と3と4と6と9の巣にラップをまきました。*注
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以上です。今年は、巣への出入りをできる範囲で記録を増やしたいなと思っています。
*注 ラップはヘビが巣箱に近づけないようにする効果を期待しています。
2003/03/01
昆虫部・三藤氏監修により昆虫名を追加しました 2003/03/02